【スタジオ日記】またここに戻って来れる安心のワーク 5/12のWSを終えて。

Vol.2となるアレクサンダーテクニーク講座の1日目が終了いたしました。

前回同様、稲垣とそしてマリンバ奏者でAT教師でもある間瀬早綾香さん。そして
今回はベーシスト、ギターリスト、ドラマーというバンド演奏者も参加されました。

現在動画を編集しています。

編集する私は、久しぶりに腰を痛めているのですが、ゆりこ先生の言葉

「頭、背骨、腰。背骨が上に伸びていくように…」

と繰り返されるワードに編集している私も、緩やかになっていくような気がしました。

私がこの講座を主催する理由は、このテクニークが有効だと思っているのはもちろんのこと、そこに至るまでの問いかけが好きなんです。こうやってみよう、とか、これを探してみて、のような追いかけるレッスンではなく、いつも、自分自身に戻るように問いかけられるからです。ここにあって共に生きているこの体の中へと静かに戻っていけるような問いかけ。

私たちは情報の中にあり、常に何かに追われ、正解を探しています。でも一歩引いてみると、正解は不正解にもなり、痛みでさえ明日の希望になったりします。

全くもって考えてみて分かることは、とてもとても一面でしかないですよね。

生まれては消える物質の世界の中で、それを怖がるのではなくしがみつくのでもなく、もっと違う視点でいることをアレクサンダーは教えてくれます。どんなことが起きたとしても、そこにすぐ答えを見てしまうのではなく、一旦保留にしても大丈夫だと言われているような気がするのです。

正解が分からなくても、この体をもう一度確かめて呼吸をして、ここでできることをしてみる。その一歩が確かな2歩目を生むんだと感じられるのです。

アダージョでのワークショップ。今回は初めての体験だった方には不思議な瞬間ばかりで、難しいなと思われたところもあったと思います。でも、アレクサンダーテクニークは私たちの根源的な何かに触れるワークで、故にとても穏やかで穏やかすぎて不思議なんだと思います。じんわりとそれが湧き上がってくるのを楽しみに、一旦そのままの自分で保留して過ごしてみられるといいかもしれません。